原寸大

先日、「原寸大」という建築の展覧会に行ってまいりました。

10個の名建築の一部分を切り取り、その部分の図面を原寸大に引き伸ばしたものが展示されています。マニアックですね~。
図面を原寸大、つまり縮尺1/1で描くことはあまりありません。見ることもあまりないので、新鮮で有意義でした。

そして、「美しい建築」には共通して「激しく厳しいディテール」が存在すると改めて思いました。
それこそが、デザインだと。そこの戦いが、図面から伝わってくる気がしてドキドキしました。

その昔、ミース・ファン・デル・ローエという建築家が「神は細部に宿る」と言いました。
結局のところ、細かいことの積み重ね、それでしかない。

「そんな細かいところ。。」って人は言うかもしれないけど、そこを疎かにすることで全体が崩れるということもあります。
建築に限った話ではなく、どんなことにも言えることかもしれません。

勉強になりました