
本日、目黒の自然素材リノベーションの現場にてお引渡し前の設計検査をしてきました
設計検査では、主に建具の動きや仕上げの汚れや傷の確認をし、住まい手の目線で使い勝手に問題ないかなど最終的な確認をしていきます。
特に、無垢の建具は乾燥収縮などの影響により、多少のそりが出ることがあるので、調整が必要になる場合があります。
その状態に応じて、くせを付けたり削ったりしながら調整ができるのは無垢材ならではですね
今週末3/19(土)にオープンハウスを行いますので、ご興味がある方はぜひお立寄りください。
下記天然住宅HPよりお申込み下さい。http://tennen.org/event/renove.html


既存のリビングと壁で仕切られた和室


回転障子により部屋としても仕切れる可変性のあるリビングダイニング。
窓には断熱性能を高める木製内窓を取付け、窓まわりもやわらかい印象となりました。


既存和室


ヒノキの丸太柱と梁が印象的なダイニングスペース。
親類が遊びに来たときには、回転障子により宿泊部屋として仕切れます。
布団も入る天井までめいっぱいの収納も付けました。


壁で仕切られた少し暗い印象の既存キッチン


リビングダイニングを通して窓の外まで見渡せる、開放的な対面キッチンとなりました。
食器棚も米ノリを使用した無垢の造り付家具です。


既存廊下


建具と同化した杉板壁面により、やわらかい印象の廊下となりました。

リビングにはしっくい壁を挟んで上下に壁面収納を設けることで、限られた空間でも圧迫感を与えずに大容量の収納力を確保しました。

南北に仕切られた部屋の間仕切り壁に無双窓を造り付けました。
寝室のクローゼットの一部を利用して光と風を通す工夫です。