あんしん解体協会さんに、より元気になる健康住宅の特徴を語りました。

東日本大震災でも耐える耐震性抜群で長寿命な自然素材の健康住宅。電磁波にも配慮。

 

◆耐震性 「社会に貢献したい」その想いでつくった健康住宅は、地震に強く、耐久性も抜群

スタッフ

Q、アンビエックスさんが手掛けられている住宅は、耐久性も抜群だと伺いました。


自然素材だけでなく、耐久性にもこだわられているのですね。

そうなんです。これから先、今の若い世代がもらえる年金は、

現在の半額以下になると言われていますね。


それでは賃貸に暮らしていると、将来家賃が払えなくなってしまいます。

これからの社会のためにも、お金がかからなくて、地震に強くて、耐久性のある

資産になる家」を取得可能にしてあげないと、

社会的なダメージになってしまうと考えたんです。

Q,具体的にはどのような工夫をされているのでしょうか?

例えば、今流通している集成材は、カラカラに乾かさないとボンドが効かないので、

120度くらいの熱で高温乾燥させています。


表面が割れないように乾燥させますが、内部は割れてしまうので、長くは持たないんですね。


私たちは木材を40〜60度ほどの低温で燻して、その熱で乾燥させています。

さらにその後は天日乾燥もさせます。すると木材には樹液がほどよく残り、

細胞もきれいな状態で残ります。


こうすることで木材の反りや曲がりが少なくなるんです。

Q、なるほど。アンビエックスさんは、木材本来の強さを失わせないように、

じっくりと丁寧に乾燥させているのですね。

その通りです。


また、私たちはウールを使った断熱材を推薦しています。

ウールは通気性がよく、水蒸気は逃がすけれど、熱はきちんと保ってくれます


構造材として使われている木材は、含水率が20%以上になると、

腐朽菌(ふきゅうきん)という木材を腐らせる菌が発生してしまいます。


あるお客様のお宅にセンサーを入れさせてもらってデータを取っていますが、

私たちの手掛ける住宅は、一年を通して木材の含水率が12%以下で安定しています。

ですから、ほぼ木が腐らない構造なんです。

だから長持ちします。何百年と持ちます

 

スタッフ

Q,それはすごい!木造住宅は、だいたい30〜40年ほどで建て替え時期がくるのだと思っていました。

 

相根代表

それが今の常識のようになっていますが、木材本来の力を残して、

構造材が傷まないように工夫して建てた住宅は、それだけの耐久性があるんですよ。


コンクリートも耐久年数は50年ほどと言われていますが、

それは早く安く仕上げるために水をシャバシャバに入れて作っているからです。


私たちはコンクリートも必要以上の水は使わず、硬練りをしています。

すると理論上は300800年持ちます。言い過ぎかも?

と思い「300年くらいは持ってくれそうです」と言っています。

 

スタッフ

Q,コンクリートさえも作り方の違いだけでそんなにも耐久年数が違ってきてしまうのですね。

 

相根代表

そうなんです。


私たちはこれまでに約30年間、いくつもの住宅を手掛けてきましたが、

壁紙の貼り替えもないですし、屋根の葺き替えも、塗装の塗り直しもゼロです。

建てた後2030年はメンテナンスはほとんどいりません

 

スタッフ

Q,メンテナンスもいらないなんて、常識では考えられませんね。

 

相根代表

そう、メンテナンスにもお金がかからなくて、社寺などと同じくらい、

理論的にはそれ以上に持つ家が、大手メーカーさんと同じくらいの価格で建てられます


欲を言えば、家の他に20〜25坪くらいの畑をつくれば、

世界的に水不足になり食料不足が深刻になる恐れがあると言われていますが、

自給自足ができてもっと安心です。

お客様には、土の作り方やどんな農法がいいかなどもアドバイスしていますよ

 

スタッフ

Q,そこまで考えていただけるなんて、お客様も喜ばれますね。

 

 

◆「森を守っている。」森林再生について健康を守ってくれる家は、環境を守る家でもある

 

相根代表

安全な家づくりをするためには、素材づくりから始めなければと思ったんです。


これまでにフローリングや漆喰、断熱材やクロス、接着剤、塗料など

膨大な時間をかけて研究・開発してきました。


健康に関しても、西洋医学だけでなく東洋医学や民間療法まで学びましたし、

無農薬で農業をされている方のお話もたくさん伺いました。

相根代表自らが設立した建材メーカー「素材工房」の建材。

国産木材のフローリングや、壁紙、塗料、ホタテ貝の漆喰など、

すべて自然の素材だけでられています。

 

相根代表

今、1500~2000万円ほどの木造住宅を建てるのに、

木材は1軒あたり80100万円分ほどしか使われていません

そのほとんどが土台、柱、梁などの構造材だけです。


室内はというと、床や壁は合板や集成材が使われていて、

扉を見ると、木材のチップを圧縮したボードに、塩化ビニールのシートを貼って、

木目に見せていますよね。

 

スタッフ

Q,考えてみるとそうですね。本物の木はほとんど見当たりません。

 

相根代表

私たちは山を管理している業者さんと直接やり取りして、

1軒あたり500700万円分の木材を発注しています。


それでも中間マージンを省いているので、

手塩にかけて高品質の木材価格は一般流通木材と変わらない値段になります。

ですから住宅の値段は、大手メーカーさんと変わりません


自然にあるものを、そのままに取り入れてつくった住宅では、

ひどい喘息で2時間おきの発作に苦しんでいた子が、入居したその日から発作が出ずに、

みるみる治ってしまうなんてことが普通にあるんですよ。

 

スタッフ

Q,喘息が自然素材のお家でよくなるケースがあるんですか!

 

相根代表

化学物質ばかりでつくられた住宅の室内は、外気よりも空気が汚染されています。


皆さん、身体に有毒物質が貯まるというと、食品添加物のせいだと思われていますが、

実は空気摂取による体内貯留のダメージのほうが大きいんですよ。


食品の有毒物質は内臓で濾過(ろか)されますが、有毒な空気は、

肺に入るとダイレクトに心臓に届いて血液に混ざり、全身に行き渡ります。


すると、身体の弱いところに病気が出てくる。皮膚が弱いとアトピーになったり、

気管支が弱いと喘息になったりするんです。

 

スタッフ

Q,家の中の空気が、実は病気やアレルギーの原因になっているかもしれないのですね。

アンビエックスさんが提携する山で、木の伐採体験をされたお客様の写真です。2人の息子さんが喘息・アトピー性皮膚炎でお悩みでしたが、

新居に入居したその日から発作が出ず、朝までぐっすり眠れるようになったそう。

 

相根代表

現在、世界の森はものすごい勢いで減少しています。
日本は国土の7割が森だと言われていますが、その半分が戦後に植えられたスギ・ヒノキなどで、手入れもほとんどされていません。

 

スタッフ

近年の豪雨災害も、そのような人工林が原因で起こっていると言われていますね。

 

相根代表

山が放置され、荒れてしまっているのは、山に利益が入らないからです。大手メーカーさんが家1軒あたり100万円分ほど発注している木材は、

だいたい買い叩かれて、山には8〜10万円ほどの利益しか残りません。それで山を守ろうと言ったって、無理ですよね。

 

スタッフ

たったそれだけの利益しか残らないんですか。それでは林業が衰退し、山が荒れてしまうのも頷けますね。

 

相根代表

私たちは、山への木材発注だけでなく、板材の加工、フローリング、家具、扉と枠、階段、窓枠、焼杉などの外壁材など、
付加価値木工加工品を山で作ってもらい、家1軒につき500~1000万円を発注しています。家1軒につき百万円以上の利益が山に残るシステムで家を建てています

そうすることで山の手入れにお金が回り、山が再生していく。
この取り組みを各都道府県で100200/年の建築グループが山と繋がって木造建築を作れば、5.00010.000/年の勢力ができる。
そうすれば社会が変わる、日本の山が生き返る
。私たちはその起爆剤になりたいと思っているんです。

 

 山の手入れってどんなことをするの?

スギやヒノキが植えられた人工林は、定期的に木を伐採して、木と木の間隔をまばらにしたり(間伐)、新たに植林したりして、手入れをする必要があります。すると森に光が入り、草が生え、山に保水力が戻り、生態系も蘇ります。
「山の手入れをすることで、木が自分の種を落とし、自分で育っていくことができるようになる」とおっしゃっていました。また、山が再生すると、山の養分が海へと流れ、海の生態系を再生することにも繋がるそうです。

 

◆東日本大震災にびくともしなかった自然住宅

 震度とガルの関係は、震度7が1,500ガル 以上、震度6強が830~1,500ガル、震度6弱 が520~830ガルです。  

福島第一原発の耐震性(基準地震動)は600 ガルでしたので、震度6で建物は残ったものの、原発稼働に必要な装置や機器、一部が破損されていて当然なのです

地震時、2,934ガルという強度の揺れを記録していました。

荒廃した日本の森の再生に取り組んでおり、自然素材で建てた2階 建て木造事務所と平屋の木材加工場は、
アンビエックスの自然住宅とほぼ同じ伝統的な造り。したがって耐震性も同等です。  

建物が無事だったので、そこを拠点に自治体と連携しながら、食料や水、ペレットストー ブを避難所に運ぶ救援活動を開始したのです。

大地震にもびくともしなかった耐震性能が評価されて、気仙沼市民 から「前浜地区のコニュニティセンターを防災の拠点にするために再建を木造でお願いできないか?」と依頼がありお請けしました。

地元で活動していた救援団体と連携をして、西洋諸国とオーストラリアなどから再建の建設費8000万円の寄付が集まり、
もちろん設計料も寄付をして、被災地第1号のコミュニティセンターを完成させました。

上棟式や竣工式には、市長や市民など1000人以上が集まり、餅投げなどで感動の式典になりました。その時に地元の若者が

「村の集会などコミュニティなど煩わしくて嫌だったが、震災で皆が集まり真剣にコミュニティセンターの建築の議論を積み重ねていくことで、
将来の暮らしの再建が見えてきたのがとても良かった。コミュニティって何より大切なんだなあ。」

とつぶやいていたのがそれまでの苦労を癒してくれました。

 

 

アンビエックスさんが提携する山で、木の伐採体験をされたお客様の写真です。

2人の息子さんが喘息・アトピー性皮膚炎でお悩みでしたが、

新居に入居したその日から発作が出ず、朝までぐっすり眠れるようになったそう。

 

 

相根代表

現在、世界の森はものすごい勢いで減少しています。


日本は国土の7割が森だと言われていますが、その半分が戦後に植えられた

スギ・ヒノキなどで、手入れもほとんどされていません。

スタッフ

Q,近年の豪雨災害も、そのような人工林が原因で起こっていると言われていますね。

相根代表

山が放置され、荒れてしまっているのは、山に利益が入らないからです。

大手メーカーさんが家1軒あたり100万円分ほど発注している木材は、

だいたい買い叩かれて、山には8〜10万円ほどの利益しか残りません。

それで山を守ろうと言ったって、無理ですよね。

スタッフ

たったそれだけの利益しか残らないんですか。

それでは林業が衰退し、山が荒れてしまうのも頷けますね。

相根代表

私たちは、山への木材発注だけでなく、板材の加工、フローリング、家具、

扉と枠、階段、窓枠、焼杉などの外壁材など、付加価値木工加工品を山で作ってもらい、

家1軒につき500~1000万円を発注しています。

家1軒につき百万円以上の利益が山に残るシステムで家を建てています


そうすることで山の手入れにお金が回り、山が再生していく。

この取り組みを各都道府県で100200/年の建築グループが

山と繋がって木造建築を作れば、5.00010.000/年の勢力ができる。

そうすれば社会が変わる、日本の山が生き返る

私たちはそのノウハウを提供して、森林再生のきっかけを作りたいと思っているんです。

 

山の手入れってどんなことをするの?

スギやヒノキが植えられた人工林は、定期的に木を伐採して、

木と木の間隔をまばらにしたり(間伐)、新たに植林したりして、

手入れをする必要があります。すると森に光が入り、

草が生え、山に保水力が戻り、生態系も蘇ります。

 

「山の手入れをすることで、木が自分の種を落とし、

自分で育っていくことができるようになる」とおっしゃっていました。

また、山が再生すると、山の養分が海へと流れ、

海の生態系を再生することにも繋がるそうです。

 

◆東日本大震災にびくともしなかった自然住宅

 震度とガルの関係は、震度7が1,500ガル 以上、震度6強が830~1,500ガル、

震度6弱 が520~830ガルです。  

福島第一原発の耐震性(基準地震動)は600 ガルでしたので、

震度6で建物は残ったものの、原発稼働に必要な装置や機器、

一部が破損されていて当然なのです。

 

地震時、2,934ガルという強度の揺れを記録していました

荒廃した日本の森の再生に取り組んでおり、

自然素材で建てた2階 建て木造事務所と平屋の木材加工場は、

アンビエックスの自然住宅とほぼ同じ伝統的な造り。

したがって耐震性も同等です。  建物が無事だったので、

そこを拠点に自治体と連携しながら、食料や水、ペレットストー ブ

を避難所に運ぶ救援活動を開始したのです。

大地震にもびくともしなかった耐震性能が評価されて、

気仙沼市民 から「前浜地区のコニュニティセンターを防災の拠点にするために

再建を木造でお願いできないか?」と依頼がありお請けしました。

地元で活動していた救援団体と連携をして、

西洋諸国とオーストラリアなどから再建の建設費8000万円の寄付が集まり、

もちろん設計料も寄付をして、

被災地第1号のコミュニティセンターを完成させました。

上棟式や竣工式には、市長や市民など1000人以上が集まり、

餅投げなどで感動の式典になりました。その時に地元の若者が

「村の集会などコミュニティなど煩わしくて嫌だったが、

震災で皆が集まり真剣にコミュニティセンターの建築の議論を積み重ねていくことで、

将来の暮らしの再建が見えてきたのがとても良かった。

コミュニティって何より大切なんだなあ。」

とつぶやいていたのがそれまでの苦労を癒してくれました。

 

竣工写真。

2~3日ごとに活用されています。

 

竣工式には、市長など100人以上、国内外から参加して、

感動的でした。